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タイトル・秋になると

リス写真

秋になると、リスはエサを溜め始めます。通常でも、ある程度はあちこちに隠す習性があるのですが、秋の隠し方は、ハンパじゃないです。一時は溜め込むばかりで、ほとんど食べようとしないため、がりがりに痩せて、飼い主、非常に焦ったり。この写真はまだマシなうちですが、ほっぺは限界まで食べ物で膨らんでいるのに身体はガリガリなので、まるでキノコのような体形になっていた時期も。
…でも、一定期間を過ぎると今度はブラックホールのように馬鹿食いを始めるので、すぐに元に戻るどころか、デブリスになったりするのですが(汗)。冬に向けて多少は脂肪をつけておかないとだから、仕方ないと思うのですが…。通常、飼いリスは冬眠をさせないので。


リス写真

器用にも、逆さまに下っていきます。このまま小屋にするっと入るのです。ちなみにこの態勢から、小屋に入らず、足の力だけでまた屋根の上に戻る事も可能です。スポーツテストの立位体前屈やらせたら、凄い記録だしそう…。


リス写真

隠しています。
小屋は秋から冬にかけては食料貯蔵庫になるので、ねぐらとしての役割をほとんど果たしていません(笑)。入口からこぼれ落ちてこないギリギリまで積み上げ、巣材の新聞紙で栓をしてあります。寝るのは、うちの母の手作り寝袋の中です。ペットヒーターの上の位置に(ペットヒーターは。熱くなりすぎないように、ケージの下に置いてある)新聞をぎっちり詰め仕込んで、もこもこになった寝袋があります。ちなみに、なぜか赤系の色の寝袋じゃないと入ってくれません。女の子だから?? 黒と黄色で試して、入ってくれず寒さに震えているリスに強情だなぁ…と苦笑して、赤い布の物に取り換えた事が数回。
タオル地のようにループがかかっているもの、アクリルの起毛素材などは、リスにとって危険なので使っていません。布全般が危険(繊維を誤飲する事により、腸閉塞の危険があるのだそう)という話も聞くけれど、東北の冬はかなり厳しいので、凍死の危険もあるのですよね。なるべくけば立たない素材を使って、暖かく冬を越させてやろうと思っています。


リス写真

秋口は警戒心も人一倍。物音がすると、隠すのをやめて中でくるりと一回転、ちょっと外の確認に、顔だけ出してみたり、そこまでパンパンの顔だと、中でつっかえそうな気がするんだけれど、これがまた平気なんですよね(笑)。


リス写真

隠し終えてすっきりした顔。
一仕事終えて、満足げに見えるのは、飼い主の親馬鹿??
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